アジアの歌姫

社用車のオーディオが壊れちゃいまして。
いまどき珍しいCDとカセットが聴けるオーディオ。
どうやらCDのほうのピックアップが壊れた模様。
どんなCDも全部ゲロ、ギーっと吐出します。
しょうがないのでカセットを毎日聴いています。
誰のかと申しますと、アジアの歌姫「テレサ・テン
前にもチラっと書いたかどうか忘れましたが、テレサテンが好きです。
日本では演歌歌手と思われていますが、ポップス歌手なんですよ。
守備範囲が広いのは、あまり知られていないのです。
紅白なんかにもずっと出続けているイメージがありましたが、3回だけなんですね。
日本デビューはアイドル路線で失敗。
2曲めの「空港」でレコ大の新人賞です。
自分が好きになったのは亡くなる2年前ぐらいです。
今みたいにYoutubeとかありませんでしたから本人が歌う姿も記憶になかったんですよ。
なにせテレサテンが紅白に初出場した1985年の出場歌手と言えば、 石川秀美(初) 斉藤由貴(初)河合奈保子(6回目) 小泉今日子(2回目)中森明菜(3回目)早見優(3回目)松田聖子(6回目)
と、お世話になったメンツのオンパレードだったのです。
しかも原田知代ちゃんも初出場してましたし(C-C-B鳥羽一郎も初出場)
秀美⇒吉川⇒奈保子ときて、シブガキがスシくいねぇ!とやったあとにいきなり「愛人」ですよ。
なんじゃこりゃ。
続く千昌男まではおトイレタイムだったわけです。
なんたってそのあとはキョンキョンの「なんてったってアイドル
続いてチェッカーズの「ジュリアに傷心」でしたからね。
そんなわけで健全な若者はテレサテンなどスルーが当たり前だったのでした。
でもね、いま聴くとすごくいいんです。
歌声が背中からハートを舐めるんです。

あややちゃんもアジアの歌姫になる素質は充分にあると思います。
いい声してますもんね。

守備範囲の広さでは負けてないですね。