遠距離の恋愛

「遠距離の恋愛」といえば松浦亜弥さんの代表的ヒット「桃色片思い」のカップリング曲ですが、私も高校生の時、亜弥さんと同じ兵庫県の女の子と遠距離恋愛らしきことがありました。
知り合ったのは、高校3年の春、志賀高原のスキー場でした。2日ほど楽しく過ごしまして、お別れしたのですが、忘れられなくてお手紙なぞ書いた訳です。当然の様に返事が来まして、それからは毎週、文通をしておりました。携帯もメールもパソコンも無かった時代のお話。
電話はありましたよ、もちろんです。でも電話をしてしまうと切った後お互い悲しくなるとの事で電話はしない約束にしてました。
彼女は兵庫県宝塚市の人でした。文通を始めて五ヶ月が経ち夏休みに宝塚まで会いに行きました。夜行バス往復日帰りだったので時間はあっと言う間に過ぎてしまい、アレとかソレとかいろいろしたいことが出来ず帰る羽目になりましたが、お別れの駅のホームで「初めて唇を重ねた夜」になりました。
その後私は晴れて大学進学、彼女は大手お菓子メーカーに就職しまして、それぞれほぼ同じ時期に恋人ができて報告するまでおよそ1年半の間、毎週お手紙を交換してました。今でも住所、番地、覚えていますよ。懐かしいなあ。