地獄突き

建国記念日で休日ですがみなさまいかがお過ごしですか。
昨日は早退してずっと寝ていたおかげでなんとか出社しております。
喉をやられてしまって声がひどいことになっております。
昨夜はとくにひどくて喉を押さえてもんどりうっている姿はブッチャーの地獄突きを喰らったジャイアント馬場を思い出しました。
さすがに長女が心配して、
「パパ、大丈夫?」
とのぞきこむ。
「お前にはわかるまいが、ブッチャーに地獄突きをくらったような苦しさだよ。」
「はぁ?ブッチャー?何それ?知らないし。」
「何?ブッチャーを知らんのか、『黒い呪術師・アブドラ・ザ・ブッチャー』だぞ、地獄突きから毒針エルボーは必殺だぞ。」
「はぁ?ママー、パパが変、風邪でおかしくなっちゃったみたい。」
家人が一言
「ほっときな、どうせ昔のプロレスの話でしょ、付き合うとえらい目にあうわよ。」
確かに結婚前に酔っ払って家人に足四の字固めをかけて破局寸前になったこともある。
確かに数年前自宅に友人を3人招いてプロレス談義で技を掛け合いながら朝まで飲み明かした事もある。
おっさん4人全員がパンツ一丁でリビングに横たわっていたこともある。
でも、でも、せめてブッチャーとファンク兄弟の話ぐらいは娘にしたっていいじゃないか。

ついでに入場曲「ピンク・フロイド『吹けよ風、呼べよ嵐』」