中年女性の評判

体を包み込むような座り心地の高級ソファーに身を沈めて冷酒をいただいていましたら、気絶してしまったようです。オッサンとオバサンの話をしてもしかたないのですが、一緒にミューコミを聴いてくれたTさんの松浦亜弥と笑顔の感想をどうぞ。
T:「あややも変わったんだね。でも声がこの歌にあってないよ。まだ2曲目(NAMIDAのこと)のほうがいいかな。でもダックちゃん、なんでいまさらあややなんて聴いてるワケ?」
私:「去年アルバム聴いて一発で惚れた。ズギュン!ときた!」
T:「あいかわらずだね。アイドル好きだったよね。」
私:「ちがーう。歌手として惚れたの。歌もうまいし声もイイと思うんだけど。」
T:「アタシらオバサンにはウケないね。もっとキャピキャピしてればいいのに。25〜6歳まで平気だよ。」
私:「そのあとどうすんのよ。」
T:「バラエティで使ってもらえるでしょ、井森美幸みたくさー。」
私:「イヤだそんなの絶対イヤ。歌手として成功して欲しい。」
T:「よっぽどいい曲もらって、一発かまさないと無理でしょう。ヒットしてしまえば世間なんて単純だからさー、結構認められちゃう。アーティストなんて呼ばれちゃったりする。」
私:「笑顔じゃ無理なのか?いい歌だと思うんだけど。」
T:「だから声があってないんだって。あややの声は一昔前の子供番組のうたのおねえさんの声みたいだもん。」
私:「うたのおねえさん??・・・・・・」
なぜか返す言葉が無かった。うたのおねえさん?
私が松浦亜弥に惚れたひとつの答えがあるのかもしれない。